結婚式情報サイトを運営するみんなのウェディングはこのほど、既婚者、離婚者を対象に行った「結婚に関する意識調査」の結果を発表した。調査は9月3日~5日、入籍して3年以上の既婚男女600名、離婚経験のある男女(現在独身)300名を対象に行われた。
既婚者・離婚者双方で「結婚をする価値がある」という回答が多数
調査ではまず、結婚についての正直な気持ちについて質問。「結婚をする価値は、非常にあると思う」と答えた既婚者は46.8%に対し、離婚者は24.3%という結果になった。また「結婚をする価値は、まああると思う」と答えた既婚者は46.0%に対し、離婚者は48.0%という結果となり「結婚をする価値がある」の回答は、既婚者全体で92.8%、離婚者全体で72.3%という結果になった。
既婚者と離婚者では、「非常にあると思う」にこそ22.5%の差が見られたものの、「まああると思う」では離婚者が既婚者を2.0%上回る結果となり、既婚者・離婚者双方で「結婚をする価値がある」という回答が多数となった。
フリーアンサーでは、「一人では感じられることのない喜びがあり、家族と分かち合うことができる」(既婚者/長野/27歳/男性)、といった回答が見られた。
結婚生活を続けていくために重要なもの
続いて、結婚生活を続けていくにあたり重要だと思うものを最大3つまで選んでもらった。結果は、既婚者の1位は「お互いを思いやる気持ちがあること(74.3%)」、2位「会話があること(51.8%)」、3位「経済力(50.0%)」だった。一方、離婚者は1位「お互いを思いやる気持ちがあること(77.3%)」、2位」 「経済力(51.3%)」 、3位「会話があること(40.0%)」という結果となり、離婚者に比べ、既婚者のほうが「会話があること」を重要視している傾向が見られた。
離婚者からは「付き合いが長いと会話が少なくなってしまいます。そうなると互いが何のために一緒にいるか分からなくなり、自然崩壊してしまいます。だから小さく事でも会話はした方が良いです」(滋賀/23歳/男性)といった声も寄せられた。
挙式と披露宴を両方とも行った人は既婚者60.7%、離婚者41.3%
結婚式について聞いた質問において、「(挙式と披露宴を)両方とも行った」と答えたのは既婚者(60.7%)、離婚者(41.3%)で、19.4%の差が見られた。次いで「入籍のみ(結婚式を挙げなかった)」と答えた既婚者(9.5%)、離婚者(26.3%)の差が16.8%差と大きかった。