レノボ・ジャパンは30日、19.5型ディスプレイを搭載し、通常のデスクトップPCとしてだけでなくテーブルや机と水平になるように寝かせて使うこともできるテーブルPC「Flex 20」を発表した。11月上旬より販売を開始し、店頭予想価格は124,800円前後。

Flex 20

「Flex 20」は"関節を曲げるように使える"というコンセプトの基に開発された製品シリーズ。背面のスタンドで本体を立たせて、キーボードとマウス、タッチディスプレイで操作する「スタンドモード」に加え、本体を寝かせて大きなタブレットのような形で使える「テーブルモード」の2つのモードを、利用シーンに合わせて選択できる。

背面のスタンドでディスプレイの角度を調節する

本体にはバッテリを内蔵し、最大約4時間の駆動が可能で家の中で持ち運んだり、コンセントがない場所でも利用することが可能。

テーブルモード時には、複数のユーザーが囲んで使うときに便利なUI「Aura」を搭載。円形のUIでどの方向からでも操作しやすいインタフェースだという。

スタンドモード

テーブルモード

主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4010U(1.7GHz)、チップセットがMobile Intel HM86 Express、メモリがDDR3-1600 4GB、ストレージがキャッシュ用8GB+500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、ディスプレイがタッチ対応の19.5型HD+(1,600×900ドット)液晶、OSはWindows 8.1 64bit。

インタフェースは、USB 3.0×2、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、Webカメラ(720p)、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は約4時間。

本体サイズはW509.3×D20.5×H311.7mm、重量は約3.5kg。