ベンキュージャパンは30日、明るさ3,000ルーメンのモバイルプロジェクタ「MS521P」「MX522P」「MW523」の3モデルを発表した。全モデルとも11月上旬より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は「MS521P」が49,800円前後、「MX522P」が62,800円前後、「MW523」が65,800円前後。

MS521P / MX522P

MS521P

「MS521P」は800×600ドット(SVGA)に、「MX522P」は1,024×768ドット(XGA)表示に対応したモバイルプロジェクタ。輝度が3,000ルーメンと明るく、コントラスト比も13,000:1と高い。広い会議室や蛍光灯を点けている部屋でも、メリハリのある画像を映すことができる。

「Smart Eco」モードを搭載し、コンテンツの輝度レベルを自動検出。ランプの消費電力を調整することで、ランプの長寿命化を達成した。最大寿命は約10,000時間。テキサス・インスツルメンツ社の色彩深度向上技術「BrilliantColor」にも対応する。

MX522P

主な仕様は、投写方式がDLP、ズームが1.1倍、画面サイズが36~300型、投写距離が53インチで約2m、アスペクト比が4:3、対応解像度が640×480(VGA)~1,600×1,200ドット(UXGA)。光源は190Wで、寿命は標準モードで最大4,500時間、エコノミーで最大6,000時間、スマートエコで最大6,500時間、スマートエコランプケアモードで最大10,000時間となっている。

映像入力インタフェースはHDMI×1、D-sub×2、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1、映像出力インタフェースはD-sub×1。2Wのモノラルスピーカーを搭載し、リモコンが付属する。消費電力は最大270W(待機時0.5W)。投写位置はフロント/リア/テーブル/天吊り。縦方向のみ±40度の台形補正が可能。本体サイズはW283×D222×H95mm、重量は約1.9kg。

MW523

MW523

「MW523」は、1,280×800ドット(WXGA)表示に対応したモデル。基本仕様は上記「MS521P」とほぼ共通だが、ワイド仕様のため細部が若干異なる。主な相違点は、ズームが1.2倍、画面サイズが39~300型、投写距離が62インチで約2m、アスペクト比が16:10、消費電力が最大240W(待機時0.5W)。本体サイズはW302.8×D221.8×H111.8mm、重量は約2.3kg。