第一回試験は、全国4都市(東京、大阪、福岡、北海道)で実施する

日本化粧品検定協会は11月24日に、一般生活者及び化粧品販売員、美容関連従事者、美容業界を志望する学生等を対象とした「日本化粧品検定1・2級」の筆記試験(マークシート形式)を実施する。

全国4都市で実施

「日本化粧品検定」とは同協会が行っている、ユーザーが化粧品をより効果的に活用するための正しい知識の普及活動の一環で、化粧品の開発者を中心に皮膚科医、大学教授、美容家とともに内容をまとめたもの。

2012年5月5日には業界初の試みとして、facebookを活用した化粧品検定「日本化粧品検定3級」を一般生活者向けに開始。2013年10月までの1年半の間で、推定2,900人が受験した。

対策テキストも販売中

今回、上級者向けの資格「日本化粧品検定1級・2級」の第一回試験を、全国4都市(東京、大阪、福岡、北海道)で実施する。また、今後、試験会場を全国に拡大するとともに、企業向け団体受験の準備も進めていく予定とのこと。

申込期間は10月31日までで、申し込みは検定公式WEBサイト内の申し込みフォームよりできる。受験料は1級1万2,600円、2級6,300円。1・2級対策の公式テキスト「日本化粧品検定公式コスメの教科書」は、1,890円で販売しているほか、1・2級対策 公式問題集も11月中旬~末にホームページ上にて発売予定。

同検定合格者には合格証書を発行する。1級合格者は、協会に入会し講習を受講することで、化粧品の効果や安全性を正しく社会に伝えることができる「コスメコンシェルジュ」資格を得ることができる。