富士山の魅力は、その豊富な周辺観光スポットにもあり！

いよいよ秋も深まってきて、行楽シーズンの到来です。今注目のエリアといえばやっぱり富士山。世界遺産としても認められたその神々しい美しさ、ぜひとも間近で拝みたいものですよね。マイナビニュース読者へのアンケートで「改めて富士山周辺を観光してみたいですか」と聞いてみたところ、51％が「はい」と回答しました。富士山そのものはもちろんのこと、その周辺にも見どころが多いのも魅力のようです。

マイナビニュースでは今回、同アンケートでも人気の富士山周辺の観光スポットの中から「ここは外せない」というスポットをピックアップしました。11月の3連休に出かけてみてはいかが。

１．幻想的なパワースポット「白糸の滝」

「世界遺産に認定された富士山周辺で、行ってみたい場所は」と聞いたところ、いちばん多かった回答が「白糸の滝」（静岡県富士宮市）。国の名勝及び天然記念物にも選ばれている名瀑で、その落差は20ｍ、幅は200ｍ。湾曲した絶壁の全面に大小数百の滝が白い絹糸のように流れ落ちる様子はとっても幻想的。ざわざわした日常が遠くのことのように感じられる神秘的なスポットです。

滝を流れる水は、本流の一部を除いて、富士山の雪解け水が湧水として流れ出てきたものだそう。アンケートの「行きたい理由」には、「神秘的できれいそう」（東京都/46歳男性）、「マイナスイオンに癒やされたい」（東京都/29歳女性）といった声がありました。

最近は富士のパワースポットとしての注目度も高まっているとのこと。今だったら、世界遺産パワーにもあやかれそう。滝へと向かう遊歩道には食事処や土産店も。元祖Ｂ級グルメとしておなじみの「富士宮やきそば」が評判のお店もありますよ。

※現在、滝つぼの整備工事を行っているため、2013年12月いっぱいまで滝つぼへ降りることはできません

２．浮世絵のような富士山を見たいなら「三保の松原」

間近で見る富士山もいいけど、遠くから眺める浮世絵のような富士山もたまりません！ アンケートで２位にランクインしたのは“世界遺産逆転登録”が話題となった「三保の松原」（静岡市）。駿河湾から突き出た半島の約７kmに松が並ぶ万葉の時代からの景勝地で、天候によく恵まれた日には白砂青松にそそりたつ富士の美しい姿が拝めます。

アンケートでも「ここが富士山をいちばん美しく見られるポイントだからです」（神奈川県/30歳男性）、「せっかくなので三保の松原から富士山を眺めてみたいなと思います」（広島県/30歳男性）など、「どうせ見るならキレイなポイントから」といったものが多く見られました。

ちなみに、この松原には天女が舞い降りたとされる「羽衣の松」も。松の右手には謡曲「羽衣」を舞踊化したフランスのバレリーナ、エレーヌ・ジュグラリスの碑も立っています。

３．大人の休日にぴったり「山中湖」

大自然のパノラマを存分に楽しむなら山中湖（山梨県山中湖村）。標高約1,000ｍの高原にある富士五湖最大の湖は老若男女が楽しめるリゾート地としてもよく知られています。アンケートでは「湖面に映る富士山を見てみたい」（千葉県/30歳男性）、「富士山に登るのは疲れそうだから、ふもとの方でワキャワキャしたい」（東京/26歳男性）といった声が聞かれました。

湖畔から望む富士山の息をのむような美しさはもちろんのこと、おしゃれなカフェにクラフト体験、多彩なスポーツと、大人が休日を過ごしたくなる魅力も満載です。

富士山の絶景ポイントや伝説のパワースポットを回るハイキングやサイクリングコースもあり、湖畔にあるレンタサイクル店では、子供向け自転車や二人乗り自転車レンタサイクルを借りることもできますよ。

なお、10月27日（日）から11月10日（日）までは山中湖「夕焼けの渚・紅葉まつり」を開催中。午後４時半から同９時まで、旭日丘湖畔緑地公園の約600ｍの紅葉回廊が美しくライトアップされます。

というわけで、富士山周辺の“王道”観光スポットの紹介でした。今回紹介した3カ所はいずれも世界文化遺産富士山の構成資産。言ってみれば「世界遺産巡り」ができるポイント。もちろんほかにも見どころはたくさんあります。ドライブを楽しみながら、いろんな「富士山」、いろんな「富士山麓」を見て回ってみてはいかがでしょう。

今なら、オリックス自動車がレンタカー・カーシェア利用者を対象に、コースをクリアすると最大16,500円相当の賞品がもらえる「スマホで富士山スタンプラリー世界遺産めぐり」を開催中（12月13日まで）。抽選でホテル宿泊券や旅行券のプレゼントもあるので、参加してみるのもおもしろいと思いますよ。