ハリウッド俳優 ハリソン・フォードやエイサ・バターフィールドが28日(現地時間)、LAのチャイニーズ・シアターにて行われた映画『エンダーのゲーム』ワールドプレミアに登場した。
同作は、深淵な世界観やキャスティングの困難さ、そしてスケールの大きさから、長年にわたり映像化不可能と言われてきた作品。宇宙戦争を"終わらせる使命"を背負って生まれた少年戦士エンダーの挫折と成長を描いたヒューマン・ドラマだ。
この日、ハリウッド・フィルム・アワードでハリウッド功労賞を先日受賞したばかりのハリソン・フォードが会場に姿を現すと会場の盛り上がりは最高潮に。少年エンダーを演じるエイサ・バターフィールドと笑顔で写真撮影に応じた。叔父が日本に住んでおり、日本の文化にも親しみを感じているというA・バターフィールドは、日本のアニメと漫画が大好きで、最も好きなアニメは『エヴァンゲリオン』であることを明言。自身が演じた本作の主人公・エンダーと『エヴァンゲリオン』の主人公・碇シンジの共通点として"2人とも新しい体験をしていく人物であること"を挙げた。また、名優 H・フォードとの共演については「すごく緊張したが、彼は、僕をリラックスさてくれた」と感謝の言葉を述べた。一方、エンダーを局限まで追いこむ指導官グラッフ大佐を演じたH・フォードは、「彼は卓越した少年。すばらしい能力に溢れた少年」とA・バターフィールドを大絶賛。日本のファンに向けて「ヴィジュアルが素晴らしくリアルだ。とてもエキサイティングな映画だよ。それにとても感情に訴える映画だ」とメッセージを残した。
ほか、同イベントには、エンダーと共に戦う射撃の天才少女ペトラを演じるヘイリー・スタインフェルドや、エンダーの心の拠り所である姉バレンタインを演じるアビゲイル・ブレスリンも登場し、会場を華やかに盛り上げていた。
映画『エンダーのゲーム』は2014年1月18日より全国公開。
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