NVIDIAは29日、同社最新GPU「GeForce GTX 780 Ti」を搭載したグラフィックスカードを11月7日より北米市場で発売すると発表した。これに伴い、北米市場における「GeForce GTX 780」「GeForce GTX 770」搭載グラフィックスカードの希望小売価格を改定。新価格は「GeForce GTX 780」搭載カードが499米ドル、「GeForce GTX 770」搭載カードが329米ドルになるとしている。
GeForce GTX 780 Tiは、NVIDIAが18日(現地時間)にその存在を明らかにした最新GPU。詳細なスペックはまだ公開されていないが、GeForce GTX TITANとGeForce GTX 780の間に位置するとみられる。
また、NVIDIAは北米市場で展開するキャンペーンの内容も発表。GeForce GTX 780 Tiをはじめ、GeForce GTX 780やGeForce GTX 770を搭載したグラフィックスカードを購入すると「Batman: Arkham Origins」「Splinter Cell: Blacklist」「Assassin’s Creed IV: Black Flag」が無料で付属する。さらにAndroid搭載ゲームコンソール「SHIELD」を同時購入すると、100米ドルの割引が適用されるという。
加えて、ミドルレンジのGeForce GTX 760やGeForce GTX 660搭載グラフィックスカード購入で、「Splinter Cell: Blacklist」「Assassin’s Creed IV: Black Flag」が付属するほか、こちらも「SHIELD」の同時購入で50米ドルの割引が適用される。
NVIDIAが今回発表した内容はいずれも米国市場におけるものであり、日本国内におけるGeForce GTX 780 Tiの販売や「GeForce GTX 780」「GeForce GTX 770」搭載カードの価格改定については明らかになっていない。