カスペルスキーは29日、WindowsとMac、Androidに対応する個人向けの統合セキュリティソフト「カスペルスキー 2014 マルチプラットフォーム セキュリティ」を発表した。発売は11月14日、標準価格はパッケージ版の1年ファミリー版が9,324円、ダウンロード版の1年ファミリー版が7,790円。
今回、新たに登場した「ファミリー版」では、同一の住居で生計をともにする家族であれば、人数やデバイスの台数に制限なく利用することができる。「プライベート版」では購入時に10台分のライセンスが付与され、異なるデバイスで利用することができる。いずれも対応OSは、Windows XP/Vista/7/8/8.1、OS X 10.6~10.8、Android OS 2.3~4.3。
新機能の「不正ロック対策」は、画面をロックしてPCを操作不能にする脅威に対抗する保護技術。信頼できるアプリケーションだけを使えるようにする機能も追加されている。
そのほか、Windows向けには、ソフトの脆弱性対策やネット決済における保護機能、キーロガーに対する入力情報漏えい防止機能を強化している。Mac向けには、保護者によるネット閲覧管理機能とGUIを改善。Android向けには、SMSメッセージのリンクから不正サイトへのアクセスをブロックする機能を追加したり、操作性の向上を図っている。