ソニー銀行は28日、新たに「外貨預金の積立購入」の取り扱いを開始した。

「外貨預金の積立購入」は、顧客が指定した積み立て日に、円普通預金口座から自動的に外貨を購入し、外貨普通預金口座に預け入れるサービス。指定した日に一定額の円貨額から外貨を継続して購入するため、外貨の購入レートを平準化する効果があるという。

同サービスの利用により、顧客は購入時期の分散を図りつつ、米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・NZドル・カナダドル・スイスフラン・香港ドル・ブラジルレアル・中国人民元(CNH)・南アフリカランド・スウェーデンクローナの全12通貨を対象に、500円の少額から無理のない通貨分散投資を始めることが可能だという。積み立て日は毎日・毎週・毎月から自由に選択できるほか、希望の為替レートよりも円安に進んだ場合は購入を休止する「購入上限レート」も設定できるとしている。さらに、毎月5万円以上を積み立てると、外貨預金優遇制度の優遇ステージを1ランクアップする特典も利用できるとしている。

外貨預金優遇制度とは、毎月末日に、顧客の外貨預金残高(円換算額)の合計額がソニー銀行所定の条件を満たすと、翌々月の取り引き時の為替コスト、外貨定期預金金利を優遇する制度。