共働きの夫婦が増え、男性がキッチンに立つことも珍しくない時代ではある。しかし、男性にとって、「全く料理ができない女性」は結婚相手として考えられるのか。現代の男性の意識を調査するため、「料理が全くできない女性との結婚は考えられますか。」という質問をマイナビニュース会員の男性199名を対象に行ってみたところ、「はい」と回答した人は55名(27.6%)、「いいえ」と回答した人は144名(72.4%)であった。それぞれにどうしてそう考えたのか、理由も尋ねてみたので紹介しよう。
■結婚後の努力に期待する派
・「結婚してからでも練習してくれたら良いので」(37歳男性/生保・損保/営業職)
・「料理はやっていれば覚えていくから」(29歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「今は簡単に調理できる家電もあるので問題ないと思う」(34歳男性/その他/その他)
・「最初はできなくても一緒に覚えてくれるならアリ」(36歳男性/通信/技術職)
■愛があれば我慢できる派
・「料理が作れなくても結婚したいと思ったら関係ないです」(32歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「料理ができなくても好きなら仕方ないと思うので」(31歳男性/小売店/販売職・サービス系)
・「料理だけが全てではない」(50歳以上男性/電機/事務系専門職)
■料理ができないなんてありえない
・「不幸とはそのことです」(45歳男性/その他/クリエイティブ職)
・「嫁として役に立たない」(43歳男性/食品・飲料/クリエイティブ職)
・「多少できない、やらないとかならいいが、全くできないのは自立性を疑うし、自立していない人とは結婚できない」(24歳男性/生保・損保/事務系専門職)
■女性にとっては衝撃!?
・「年中、まずいご飯や外食だと正直きつい…料理のできる別の女性に気持ちがいってしまいそう」(32歳男性/情報・IT/経営・コンサルタント系)
■総評
今回のアンケートで「はい」と回答した男性には、「結婚してから覚えれば良い」「料理なんてすぐに覚えられる」という、結婚後の努力に期待する人が多く見受けられた。つまり、料理が全くできない状態が結婚後も続くとは考えておらず、料理を覚えることが前提のようだ。料理ができない女性は、結婚を考えている男性が「料理をできなくてもかまわない」と言っている場合、それは今だけの話なのかを確認した方が良いだろう。
「料理ができなくても愛があれば乗り越えられる」という意見を期待している女性は多いかもしれないが、残念ながら今回のアンケートでそれに類する回答をした男性は199人中でたったの3人であった。「自分で作れるから」「外食で済ませば良い」と回答した人も合わせると、結婚後も料理ができなくても良いという男性はもう少し多くなるが、「外食で食費がかかりそう」「子どもが育てられるのか」といった不安を述べる人もおり、やはり全く料理ができない女性は男性にとって厳しいようだ。
「いいえ」と回答した男性は、「他の家事もできなさそう」「結婚の準備ができていないと思う」「全くできないのは性格に問題があると思われる」という辛辣な意見から、「まずい料理を毎日食べると思うと憂鬱になる」「残業続きで(自分では)作っていられない」「女性の手料理が食べられないなんてつまらない」などの切実な意見まで様々だ。「ありえない」とバッサリ切り捨てる人も多かったので、料理ができない女性は甘い期待を抱かない方が良いと思われる。
調査時期: 2013年10月10日~10月11日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性199名
調査方法: インターネットログイン式アンケート