松本潤&上野樹里共演のラブストーリー『陽だまりの彼女』の大ヒット舞台あいさつが27日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で開催。主演の松本潤、メガホンを取った三木孝浩監督が舞台あいさつに登壇。共に出席予定だった上野は、インフルエンザのため、急きょ欠席となった。
『陽だまりの彼女』は、越谷オサムの同名小説を、『僕等がいた』(2012年)の三木孝浩監督が映画化したファンタジー。10年ぶりに再会した中学時代の幼なじみ同士の恋が、繊細に綴られている。本作は10月12日に公開され、興行ランキングで2週連続第1位となり、10月26日時点で、興行収入10億円超、動員人数83万人をマークし、現在大ヒット中だ。
欠席した上野は手紙で謝罪。「せっかくこのような機会をいただいたのに、インフルエンザにかかってしまい、舞台あいさつに駆けつけられず、すみません。こんなに大事な日をおふたりにお任せしてしまってごめんなさい」。松本が、「たぶん、これ(中継映像)を見てくれるでしょうね」と上野を気遣うと、監督も「樹里ちゃんと一緒にこの喜びを分かち合いたかった」と、残念がった。
松本は、共演した上野の印象について「芝居の時は集中される方で、役をずっと描き続けるんです。役に成りきる方だったので、現場にいる姿勢がとても素敵でした」と絶賛した後、「意外によくしゃべるなあと。楽しい人でした。ぜひまた一緒にお仕事をさせていただきたい」と笑顔を見せた。監督も「一緒にビーチ・ボーイズのライブへ行った時、周りも気にせず、すごくノリノリでした」と、上野の意外な素顔について触れ、松本や観客を驚かせた。
最後に、松本は本作への思い入れと、手応えをアピール。「20代最後に、ラブストーリーに出させてもらい、僕にとっても大切な作品となりました。30代になって、勢い良くスタートできているなと」。この舞台あいさつの模様は、全国75の劇場で生中継された。