シャープは28日、タブレット端末などで直接画面に触れずに操作できる3Dモーションセンサ「GP2Y8E01」を開発したと発表した。タブレット端末やノートPC、カーナビゲーションなどに搭載する。31日よりサンプル出荷を開始、2014年3月から月産10万個を目指す。

3Dモーションセンサ「GP2Y8E01」

同デバイスは、赤外発光LEDと受光センサに、受光センサが捉えた手の位置や動きを前後・左右・遠近の3次元の座標に計算処理するDSPを加えて1パッケージ化したもの。従来、計算処理は搭載製品のCPUで行っていたが、同デバイスで処理することで搭載製品への負荷を抑え、省電力化にも寄与するという。

また、サイズが7.9×3.9×3.4(mm)と小さく、小型端末への搭載が可能で、タブレット端末やノートPCほか、FA機器(操作パネル)やアミューズメント機器などへの搭載が見込まれるという。

(記事提供: AndroWire編集部)