DVD『ヒトコワ―ほんとに怖いのは人間―』の発売記念イベントが26日、東京・オーディトリウム渋谷で行われ、キャストの森川葵、黒澤はるか、星名美津紀、田中仁と児玉和土監督が出席した。

左から、黒澤はるか、森川葵、星名美津紀

同作は、「ほんとうにあった! 呪いのビデオ」シリーズなどの児玉監督が手掛けたオムニバスサスペンス・ホラー作品。"呪いや幽霊よりも怖いのは人間"をテーマに、人間の嫉妬や憎悪などの闇を描く内容で、シリーズ2は11月8日から、シリーズ3は12月6日から発売予定(各3,990円 発売元:SDP)。

児玉監督は「見た目は普通の人間の闇を描いた作品。先が見えないサスペンス的な要素に重点を置きました」とあいさつし、シリーズ3収録の「見られてはいけない」主演の黒澤は、「幽霊や超常現象とは違うジャンルの怖さがある。ギャーという怖さやヌルッとした怖さなど、色んな怖さを楽しんで欲しい」と笑顔でアピール。過激なダイエットをする役で特殊メイクを体験したという星名は、「新鮮な気持ちで取り組めました。とにかくすごく気持ち悪い役なので注目して!」と自信たっぷりにPRした。

また、イベントではキャスト4人が怖い話を披露する企画も行われ、黒澤や星名、田中は人の怖さや幽霊などの実体験を披露。そんな中、「友だちと2人で大きいパンケーキを食べに行って、『苦しい~。もう一生パンケーキ食べない』って言ってたのに、お店を出てからラーメンを食べました」とほのぼのエピソードを話した森川は、「人の胃袋ってスゴイですね」とにっこり。児玉監督は「可愛い話だから罰ゲーム」とハロウィンの被り物を贈呈し、森川は「監督怖~い! 人間怖~い!」と言いつつ、「これいただいていいの? やったー!」と大喜びしていた。