「日本人なら蕎麦を食え!」という声もあるかもしれないが、食べ応え十分なあの麺の魅力も捨て難い……。ちょっと小腹が空いた時にもささっと作れて食べられるのも、また魅力! 今回はそんな魅力あふれる全国のうどん食べ歩きを集めてみた!

雅な街・京都には、シルクを練りこんだ「シルクうどん」も!
初めて「伊勢うどん」を食べたのは学生時代のこと。目の前に置かれた伊勢うどんは、白い麺がむき出しでわんに盛られており驚いた。あの、うどんらしい、あつあつのスープ、琥珀(こはく)色の汁が、どこにも存在していないのである。

トロリではなくドロリ。名古屋のカレーうどんがウマすぎる秘密
ここ最近、名古屋のカレーうどんをプッシュする風が吹いている。名古屋っ子の筆者としては、確かにカレーうどんがうまいというのは分からんでもない。というのも味噌煮込みにしろ、あんかけスパにしろ、そろって名古屋めしの味は濃くてドロリとしている。

埼玉にもあった粉もん文化。伝統の加須のうどんってどんなうどん?
関東といえばそばのイメージが強いが、実は群馬の水沢、館林、埼玉や東京西部の武蔵野うどんなど、うどん文化がしっかり根付いている地域でもあるのだ。埼玉県加須市もまたうどんが有名で、うどんで街おこしを行っている。そんな加須のうどんを食してみた。

うどんなのに雑炊!? 愛知のマニアックな「もろこしうどん」とは?
名古屋に長く住んで感じること。それは、この地のうどん屋店主の発想力というか想像力の豊かさ、そして自由さだ! そのひとつとして、岡崎市にはトウモロコシだらけの絶品うどんがある。口コミで話題になっている味を、突撃取材してみることにした。

福岡県には、食べても食べても減るどころか増殖する麺がある!?
ラーメンが有名だが、実はうどん好きも多いと言われる福岡。福岡出身のタモリがよくテレビ番組で、「うどんはコシが命とか言うけど、やわらかいうどんもうまいんだよ!!」と言っている通り、福岡のうどんは麺がやわらかい。