ASUSTeK Computerは25日、AMDの最新GPU「Radeon R9 270X」を搭載したグラフィックスカード「R9270X-DC2T-2GD5」を発表した。コアクロックを定格の1,050MHzから1,120MHzに引き上げたオーバークロックモデルとなっている。同日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は28,000円前後。
ヒートパイプをGPUに密着させた独自の高効率クーラー「DirectCU II」を搭載するほか、マザーボード用のデジタル電源回路として定評のある「DIGI+ VRM」、高耐久高性能部品「Super Alloy Power」を採用している。GPU-Zベースのハードウェアモニタ&OCツール「GPU Tweak」が付属する。
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が1,280基、コアクロックが1,120MHz、メモリクロックが5,600MHz、メモリが256bit接続のGDDR5 2GB、接続インタフェースがPCI Express 3.0 x16。出力インタフェースはDVI-I、DVI-D、DisplayPort、HDMIを備え、DVI-I→D-Sub変換アダプタが付属する。補助電源コネクタは6ピン×2。サイズはW272×D133×H40mm。