東京都交通局は11月2日の始発から、都営地下鉄新宿線九段下駅にて、一部列車の停止位置を変更する。
停止位置変更の対象となるのは、5番線ホーム(新宿方面行)に到着する8両編成の車両。11月2日以降、従来より1車両分(約20m)市ヶ谷方面に停止するとのこと。なお、10両編成の車両の停止位置は現行通りとなる。
東京都交通局によると、停止位置変更は利用者の利便性向上が目的。都営新宿線ホームと東京メトロ半蔵門線ホームを隔てていた壁を今年3月に撤去して以来、5番線では8両編成の電車が神保町寄りに停止するため、ホームの市ヶ谷寄りにいる利用者が電車の到着に気づきにくいと指摘があった。当該付近に係員を配置し、誘導に努めたが、よりわかりやすくするために停止位置の変更を決めたとしている。