フットケアラボはこのほど、「現代女性の足に対する意識とケアの実態」についての調査結果を発表した。同調査は20代~50代の女性を対象として、9月28日~29日にインターネット上で実施。416名から回答を得た。
いざというときに「素足になれない」女性が7割
まず「足の悩みが最も気になる季節」を聞いたところ、「夏」の41.6%を抑え、「冬」が49.3%で1位となった。「冬の足の状態」については、「足裏が乾燥や角質でガサガサしている」が71.4%、「ヒザがかさついている」が41.6%、「ブーツなどを脱いだ時、ニオイが気になる」が30.5%で、乾燥とブーツ着用時の臭いを上げる人が多かった。「いざというときに素足になれるか」については、約7割が「素足になれない」と答えた。
ケア不足の足は「黒タイツ」「靴下」で隠す
「足のケア不足を隠すためのアイテム」を聞いたところ、1位は「黒タイツ」で58.7%、2 位は「靴下」で53.6%となった。
また「冬にフットケアを怠ったことが原因で、失敗してしまった、恥ずかしかったこと」については、「かかとがガサガサすぎて、ストッキングやタイツが伝線してしまった」(27.2%)、「忘年会などで座敷席の店や友人・知人宅に上がって、ニオイが気になった」(20.2%)などがあがった。「失敗したことはない」と答えた人は40.4%だった。
冬の乾燥が気になるのは「手」よりも「足」
「冬に乾燥が気になるカラダのパーツ」を聞いたところ、1位は「足裏」で64.4%、2位は「脚(足裏以外の足全体)」で56.7%となった。目につきやすい「手」は55.5%の3位で、洋服に隠れて見えない「足」を気にしていることが分かった。
また「足裏の乾燥対策として行っているケア」を聞いたところ、1位は保湿クリームなどによる「保湿」(62.7%)。以下ヤスリや軽石などによる「削る角質ケア」(28.1%)、「スクラブ」(13.5%)だった。
このうち「保湿」と回答した人に、「かかとのかさつき状態が改善され、潤いが保たれているか」を聞いたところ、52.9%が「全く保たれていない」「どちらかといえば保たれていない」と答えた。
7割以上の女性が「乾燥と角質の違いがわからない」
「足裏の角質と乾燥の違いを自身で判別できるか」を聞いたところ、「判別できない」または「どちらかといえば判別できない」と回答した人が全体の72.6%いることが分かった。角質がたまっている場合、角質層に邪魔をされ、保湿クリームはなかなか皮膚に浸透しないため、角質を除去してから保湿をするのが足裏の正しいケア方法とされているが、それを知らなかった人が64.2%、知っているにも関わらず実践していない人が22.4%と、正しいケアを実践していない人が全体の8割以上にものぼった。
7割以上の女性が「削らない角質ケアをしてみたい」
「削らない角質ケアを行ってみたいか」を聞いたところ、「使用してみたい」(41.2%)、「どちらかといえば使用してみたい」(30.4%)との回答が7割以上を占めた。理由として「手軽にできそう」「肌を傷めずにケアしたい」「かかとをつるつるにしたい」などの声があがった。
冬でも足先までケアしてそうな芸能人1位は「藤原紀香」
「冬でも手を抜かずに足先までケアしていそうな芸能人」を聞いたところ、1位は「藤原紀香」。理由としては「すべてに置いて完璧で、いつでもどんな時でもケアを欠かさなそう」「身体全体をケアして、緊張感を保っているように見えるので」など、美を追求し、すみずみまでケアを怠らない印象が強いという回答が多く集まった。以下、2位は「神田うの」、3位は「米倉涼子」などとなった。