フォステクスは10月24日、インナーイヤーヘッドホン「TE-01n」「TE-02n」を発表した。発売は10月30日。価格はオープンで、推定市場価格は、TE-01nが2,500円前後で、TE-02nが3,000円前後。

左が「TE-01n」で、右が「TE-02n」

2モデルとも、日常的な使用に適したコストパフォーマンスの高いインナーイヤーヘッドホンだ。TE-02nはIPX5/IPX7相当の防水仕様となっており、ジョギングなどのスポーツ時や、水回りでの使用も可能だ。IPX5はあらゆる方向からの噴流水に耐える規格で、IPX7は30分間、深さ1mの水中に沈めても機能上の問題を発生しない規格。汚れた場合には、流水で水洗いすることも可能だ。

2製品は、いずれもネオジムマグネットを使用したφ9mmのドライバーを搭載。ドライバーとハウジングをモジュール化することで、左右のユニット間や固体ごとの音質差を減らしている。

再生周波数帯域は、TE-01nが20Hz~20kHzで、TE-02nが20Hz~15kHz。インピーダンスはTE-01nが17Ωで、TE-02nが16Ω。感度はTE-01nが110dB/mWで、TE-02nが93dB/mWだ。最大入力はTE-01nが20mW、TE-02nが50mWとなっている。ケーブルはY字型で、長さはいずれも1.2m。イヤーチップは、XS/X/M/Lの4種類が付属する。