日産自動車は24日、フルモデルチェンジした新型「エクストレイル」を12月に発売すると発表。同時に、オーテックジャパンが設定するエクストレイルの特別仕様車「エクストリーマーX」の発売も発表した。価格は12月の発売時に発表される予定。
新型エクストレイルは、4WDシステム「ALL MODE 4×4-i」を継承しながら、「アクティブライドコントロール」「アクティブエンジンブレーキ」「コーナリングスタビリティアシスト」といった先進技術を全車に採用。乗りごこちや運転のしやすさ、安全性などを大幅に向上させたとのこと。
ユーティリティ装備では、自由自在に空間が仕切れるフレキシブルラゲッジを採用するとともに、ポケットやカップホルダー等の収納スペースを増やすことで使い勝手を向上させている。また、荷物を抱えたままでもバックドアの操作が可能なハンズフリー機能付きリモコンオートバックドアや、長距離移動の疲労を軽減するという前席スパイナルサポート機能付シートを採用。今回は、5人乗りの2列シート車に加え、7人乗りの3列シート車も新設定されている。
そのほか、「エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「LDW(車線逸脱警報)」「進入禁止標識検知」を手頃な価格でパッケージにした「"エマージェンシーブレーキ パッケージ"」グレードを設定し、「BSW(後側方車両検知警報)」や「ふらつき警報」もオプション設定で用意。さらに、車庫入れや縦列駐車を自動で行う「インテリジェントパーキングアシスト」を日産車として初採用している。
なお、エクストリーマーXは、フロントオーバーライダー、アンダーカバー、専用大型フロントフォグランプ、アルミホイールなどを装備し、本格SUVとしてワイルドでタフなイメージをより強調した特別仕様車となっている。