ヤマハは10月24日、デスクトップオーディオシステム「TSX-B72」を発表した。発売は12月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は20,000円前後。
TSX-B72は、ベットサイドに設置するクロックラジオの機能を併せ持ったワイヤレスオーディオシステム。FM/AMラジオは各バンド5局のプリセットが可能だ。
アラーム機能は、ヤマハ独自の「インテリアラーム」。設定時刻になるとビープ音が鳴るが、その3分前からラジオの音声が流れ始める。ラジオの音声は、最初は刺激的な高域をカットした小音量で流れ、徐々に音量をアップしていく。
Bluetoothに対応しており、スマートフォンやタブレットからワイヤレスで音楽再生が可能だ。NFCにも対応しており、スマートフォンなどとワンタッチで接続することができる。Bluetoothのバージョンは2.1+EDR。対応プロファイルはA2DP/AVRCPで、コーデックはSBC/AACが利用できる。
専用のコントロールアプリケーション「DTA CONTROLLER」を利用することで、スマートフォンやタブレットの画面上でTSX-B72の操作を行うことが可能。また、スマートフォンへの充電用にUSBポートを1基装備している。
スピーカーは、φ4cmフルレンジ×2本とφ5.5cmウーファー×1本の2.1ch。低域を増強させる「SR-Bass」も搭載している。アンプの実用最大出力は4W×2+8W(1kHz、10%THD)。再生周波数帯域は75Hz~20kHzだ。本体サイズはW210×D144×H110mmで、質量は1.4kg。