NTTドコモは24日、Android向けにクラウド型メールサービス「ドコモメール」の提供を開始した。現時点での対応端末は2013夏モデルの10機種、2013-2014冬春モデル2機種の計12機種で、段階的に対応端末を拡大する予定。またiPhoneについては12月中旬より対応予定。同サービスの利用料は無料だが、月額315円の「SPモード契約」が必要となる。

「ドコモメール」サービスイメージ図、クラウドにメールデータを保存することで、紛失時のデータ復旧が可能になった。また12月以降には、複数のデバイスからのメール送受信や閲覧が可能になる

ドコモメールは、スマートフォン向け「SPモードメール」の操作性を改良したクラウド型メールサービス。同サービスで送受信したメールは自動的にクラウド(ドコモのメールサーバー)に保存される仕様となっており、機種変更時のデータ移行や、端末紛失時のデータ復旧がより簡単に行えるようになった。

また、11月以降に「docomo ID」認証、12月にWEBブラウザからの閲覧に対応。ドコモ回線契約がない2台目以降のスマートフォン、タブレット、パソコンなどのWEBブラウザから、同一のメールアドレスの送受信や閲覧が可能となる。このほか、新たなメール対策サービス「迷惑メールおまかせブロック」を12月に提供予定。

対応端末はOSのバージョンがAndroid 4.0以降かつ、docomo Application Managerに対応した機種。ただし、現時点での対応端末は2013夏モデルの10機種、2013-2014冬春モデル2機種の計12機種となる。今後も11月、12月、来年1月以降と段階的に対応端末を拡大していく。対応端末の詳細については同社公式サイトをご覧いただきたい。

なお、本日より同サービスを利用できる端末は以下の通り。2013夏モデル(「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」「AQUOS PHONE si SH-07E」「AQUOS PAD SH-08E」「ARROWS NX F-06E」「Disney Mobile on docomo F-07E」「ELUGA P P-03E」「GALAXY S4 SC-04E」「MEDIAS X N-06E」「Xperia A SO-04E」「Xperia feat. HATSUNE MIKU SO-04E」)、2013-2014冬春モデル(「ARROWS NX F-01F」「Xperia Z1 SO-01F」)