富山地方鉄道は11月3日、稲荷町車両基地をメイン会場にした鉄道イベント「ちてつ電車フェスティバル」を開催する。同基地の一般公開をはじめ、2階建て車両「ダブルデッカーエキスプレス」の臨時運行、毎年大人気の洗車体験など幅広い催しが予定されている。

富山地方鉄道の観光列車「ダブルデッカーエキスプレス」

2階建て車両「ダブルデッカーエキスプレス」の臨時運転は、10時頃から14時30分頃まで、稲荷町~南富山間または稲荷町~越中荏原間を複数回運転予定。チケットは9時30分からイベント会場内にて発売されるが、2階席(1便あたり28席)は小学生以下専用となる。チケット発売額は大人300円、小児100円(小児のみの乗車は不可)。

電車に乗ったまま洗浄機を通過する人気イベント「洗車でGO!」は、10~14時の間で数回実施予定。当日、会場内にて時間などの案内と受付を行う。その他、キーワードラリー、運転台撮影、電気機関車展示、鉄道模型走行会などが予定されている。

人気が予想される鉄道物品販売については、8時45分に車両基地入口に集まった人を対象に、抽選で入場順を決定してからの実施となる。物品の購入は1人1点限りで、物品を手に持ったまま他の物品を見て歩くのは禁止。なお、一部の人気の高い物品については、入札または抽選にて販売される。販売物品の品目は、事前に富山地方鉄道ウェブサイトにて告知予定。