バッファローは23日、オフィス向けのNAS製品「TeraStation5400」シリーズに、ウエスタンデジタルのNAS用HDD「WD Red」を採用した「TS5400DWR」シリーズを発表した。4TB / 8TB / 12TB / 16TBモデルを用意。11月中旬より発売し、価格は4TBが177,450円、8TBが252,000円、12TBが368,550円、16TBモデルが464,100円。

「TS5400DWR」シリーズ

CPUにIntel Atom(デュアルコア)、2GBのDDR3メモリを搭載し、HDDの交換はホットスワップに対応するほか、故障時に予備ドライブが作動するホットスペアにも対応。2本のLAN回線を接続して信頼性を高める「ポートトランキング機能」をサポートする。

2台のNASに自動で保存を行う「フェイルオーバー」や、2台のNASにデータを自動で二重保存する「レプリケーション」、時間を決めての「スケジュールバックアップ」など、多彩なバックアップ方式に対応する。

HDD交換はホットスワップ対応

オプションの交換用HDD「OP-HDWR」シリーズ

内蔵HDD台数は4台で、RAIDの設定が可能。対応RAIDモードは、RAID 0/1/10/5/6。出荷時はRAID 6に設定されている。ウイルスの感染をチェックする「ウイルスチェック機能拡張パック」にも対応し、IPカメラを使用しての録画も可能。最大接続台数は10台。

Android用/iOS用アプリ「WebAcces for Business」を使用することで、外出先からスマートフォンを使ってNASにアクセス可能。そのほかにも、USBプリントサーバ機能などを搭載している。

インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×2、USB 3.0×2基、USB 2.0×2基。本体サイズはW170×D230×H215mm、重量は約8kg。対応OSは、Windows 2000 / XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2003 / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2 / 2012、Mac OS X 10.3.9~10.8。