アイ・オー・データ機器は23日、ブルーライトを最大約60%カットできるモードを備えた17型スクエア液晶ディスプレイ「LCD-AD172SE」シリーズを発表した。ホワイトとブラックの2色を用意。11月中旬より出荷を開始し、価格はオープン、店頭予想価格は17,800円。

ホワイト

ブラック

ブルーライトは、液晶ディスプレイの画面が発する光のうち主に「青色成分」を指す。エネルギーが高く、目にダメージを与えると言われている。本製品では5段階のブルーライト低減強度を選択でき、最大で約60%の低減効果があるという(画面の青色成分をカットするため、画面が赤っぽく/黄色っぽくなる)。

主な仕様は、画面サイズが17型スクエア、バックライトがLED、画面が非光沢(ノングレア)、解像度が1,280×1,024ドット(SXGA)、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下160度/左右170度、応答速度が5ms。

映像入力インタフェースはHDCP対応DVI-DとD-Subの2系統で、1W+1Wのステレオスピーカーを内蔵する。スタンドのチルト角は上20度、VESAマウント100mmに対応。消費電力は最大17W、通常使用時13W、待機時0.5W。本体サイズはW370×D178×H380mm、重量は2.8kg。

なお、ほぼ同一の仕様で学校など文教向けモデルとなる、「LCD-AD172SE/S」シリーズも発表された。こちらは受注生産となり、価格はオープン、想定価格は18,480円。