Nokiaは22日(フィンランド時間)、Windows RT 8.1を搭載した10.1型タブレット「Lumia 2520」を発表した。Nokia初のWindowsタブレットで、HD解像度のディスプレイや6.7Mカメラなどを搭載。499ドルで、米国や英国、フィンランドなどに2014年第4四半期から提供予定。
「Lumia 2520」のプロセッサはQualcommのSnapdragon 800(2.2GHz)、液晶解像度は1,920×1,080ドットで、マルチタッチに対応。ストレージは32GB、RAMは2GBで、microSDカードスロットやmicroHDMI、USB 3.0ポート、近距離無線通信技術NFCなども備える。通信はBluetooth 4.0、IEEE802.11a/b/g/n、4G LTE。Microsoft OfficeやOutlookもプリインストールする予定。
本体サイズはW267×D8.9×H168mm、重量は615g。本体の待機時間は25日間。カラーは赤、白、シアン、黒。当初は米国や英国、フィンランド他の提供となっているが、製品ページにあるlocal pagesを確認すると、フィンランド/イタリア/ロシア/スペイン/イギリス/サウジアラビア王国/アラブ首長国連邦/アメリカが表示されるため、当初は上記国での展開とみられる。
Lumiaは、Nokiaが展開するWindows Phoneのブランド。なお、米Microsoftは2013年9月に、Nokiaの携帯電話事業を買収すると発表済み。総取引価格は合計54.4億ユーロ(約7138億円)で、2014年の第1四半期に買収を完了させる予定だ。