楽天は22日、11月1日付で、クーポン事業子会社のシェアリーを「楽天クーポン」に社名変更し、シェアリーが展開する共同購入クーポンサービスの名称を「RaCoupon(ラ・クーポン)楽天クーポンサービス買うクーポン」へ刷新すると発表した。今後は「RaCoupon 楽天クーポンサービス」のブランド名の下で、共同購入型と割引型の双方を提供していく。
楽天は2010年9月より、楽天グループのクーポンサービス「RaCoupon 楽天クーポンサービス」の提供を開始。楽天市場や楽天トラベルなど、各グループサービスにおいて利用できる割引クーポンを発行してきた。2012年には、国内第3位の共同購入型クーポンサイトを展開するシェアリーに資本参加し、購入型クーポンサービスにも進出。2013年7月には、楽天会員IDとシェアリー会員IDの統合、シェアリーでの楽天スーパーポイントの利用開始などを実施し、連携を深めてきたという。
今回、シェアリーのサービス名称および商号を刷新することで、楽天グループとしてクーポン事業にさらに注力していく。同時に、共同購入型と割引型を「RaCoupon 楽天クーポンサービス」のブランド名の下で展開することにより、楽天会員の利便性を高め、より使いやすくかつ幅広い種類のクーポンを提供していくとしている。