ブラシナは、都市部(札幌市・東京23区・名古屋市・大阪市・福岡市)に住む20代以上の男女を対象に「オフィスや職場におけるニオイに対する意識調査」を実施した。調査は10月7日~9日にかけて行われ、600名から有効回答を得た。
79.7%がオフィスでニオイを気にしている
まず、オフィスや職場内で自分以外の誰かのニオイが気になったことがあるか尋ねたところ、79.7%が「ある」と回答した。具体的にどんなニオイが気になるか聞くと、もっとも多いのは口臭(61.1%)、次いで汗のニオイ(33.9%)、加齢臭(28.0%)という結果になった。
好ましいニオイは「無臭」
次に、オフィスや職場において、「女性から見た男性」・「男性からみた男性」としてどんなニオイが好ましいか質問した。すると男女ともに80%近い割合で「無臭」と回答。デオドラント製品(男女とも約20%)、香水(男女とも約10%)という回答も見られたが、「無臭」を支持する人が圧倒的に多いようだ。
次に、オフィスや職場内で男性が使用する有香製品のニオイが気になるか尋ねると、53%が「気になる」と回答した。年齢別に見てみると、60歳以上は、ほかの年代と比べ30ポイント差をつけて「有香製品のニオイが気になる」と回答している。特に気になるニオイは香水で、全体の63.5%を占めた。
「スメルハラスメント」認知率は約3割
また、体臭や体にまとったニオイで周囲の人に不快感を与えてしまう"スメルハラスメント"について聞いた。言葉を知っているか尋ねたところ、72.3%が「知らない」と回答。「知っている+聞いたことはある」と回答した人は合計で27.6%だった。認知度は低いが、実際の職場では多くの人が他の人のニオイを気にしているようだ。