オーネットはこのほど、50~64歳の独身男女計667名を対象に行った「結婚」に関する意識について調査の結果を発表した。調査は10月7日~9日、インターネットにて行われた。
パートナーが欲しい人は6割、一緒にしてみたいことは…
「あなたはパートナーが欲しいと思いますか」という質問に対して、独身中高年男性では「結婚相手が欲しい」21.1%、「一緒に暮らすパートナーが欲しい」19.3%、「交際相手が欲しい」19.9%となり、パートナーが欲しいとの回答は約6割だった。特定の交際相手が「いる」との回答は、男性の5.7%に対し、女性では14.0%と約2倍以上となった。
パートナーとしてみたいことの第1位は「旅行」で、男女ともに約7割が回答した。2位は約5割の「食べ歩き」。「ドライブ」との回答も多く男性では48.1%、女性でも41.9%がドライブしてみたいと回答した。
8割以上が出会うための行動をしていない
パートナーに出会うために何か行動を起こしているかと聞いてみたところ、「当てはまるものはない」と何ら行動にうつしていないという男性は80.5%、女性においては86.8%だった。2013年9月に実施した首都圏の25歳から39歳までの独身男女に結婚相手に出会うためにどのような行動をしているかと聞いた際の「該当するものがない」とした回答は男性で約5割、女性では約4割であったが、中高年独身者たちはパートナーを求めてはいるが実際の行動を起こしていない姿が鮮明になった。
ただし、「いろいろやったので、今はもうあきらめている」といった声も寄せられていることから、その背景にはパートナーに出会うことがかなわず、あきらめているといった事情もあるようだ。そのような中での上位には男女とも1位「趣味のサークル」、2位「結婚情報サービス」だった。結婚適齢期といわれる年代では上位にあげられる「合コン」「街コン」「婚活パーティー」などはほとんどあがっておらず、同社では「パートナーを求める独身中高年に適した出会いの環境を整えることも必要」としている。