女優でモデルの本田翼が、自身初にして最後と宣言する写真集『ほんだらけ(本田本)』(1,785円 発行:SDP)を10月31日に発売することが22日、明らかになった。

本田翼1st-Last写真本『ほんだらけ(本田本)』(1,785円 B5 112ページ)

1,000冊以上の漫画を所有し、多い時には1日30冊ほどを読むこともあるという本田。ゲームにいたっては、1日で14時間やることも。本田が「こんなに私の好きなことを形にした写真本は最初で最後」と宣言する同書は"マンガ週刊誌"をコンセプトに、「漫画がガソリン」というほどインドアな本田の空想世界を再現した内容。仕事がない日に布団に入ったまま漫画を読み、ゲームをしながら登場人物に変身し、布団のまま本屋や公園、カフェに散歩と現実とはかけ離れた世界観が広がる。約1年の構想期間を経て、アートディレクター・秋山具義、フォトグラファー・佐内正史、スタイリスト・伊賀大介、ヘア&メイク・牧田健史といった一流クリエーターが集結した。

撮影は都内近郊の本屋、ライブハウス、公園、神社、カフェ、ビルの屋上、住宅街、線路沿いなどで身近な場所で行われた。実際に渋谷の書店を貸し切って布団を敷き、数千冊もの本に囲まれて寝ている文字通り"本だらけ"のシーンや、すっぴん顔にパジャマとどてらで布団にくるまったまま街に出掛けるシーン、漫画のキャラクターに変身した姿やセーラー服、浴衣姿など全19シチュエーションの「本田のやりたいこと」を凝縮。本田にとって、「やっとできたという喜びと共に、大満足の仕上がりになりました。私の一生の記念です」と思い入れの強い作品に仕上がった。

また、空想の世界と現実のギャップを風刺した直筆の言葉のほか、ページの隅に足されたコラムや登場人物の紹介、カバーをめくった裏側に忍ばせた直筆イラスト、巻末の制作秘話コラム漫画など、隅々まで本田のこだわりをちりばめた。初回限定では、特製グッズが当たるプレゼントキャンペーンや、限定カバー特典、ポスター特典、カレンダーカード特典など、マンガ誌を意識した数量限定の特典が満載の内容となっている。

「まんがの日」の11月3日には、東京・代々木の山野ホールで自身初のファン交流イベントを開催。イベント参加者全員に、本田が登場する4コマ漫画を書いてもらい、『本田だらけ! 4コマ漫画1000ストーリー作品集(仮)』を共同制作するという試みで、さらに本田と共同作家全員による集合写真撮影会も行われる。