エレコムは22日、ドラフト版のIEEE802.11ac規格に対応した法人向け無線アクセスポイント2製品発表した。発売は10月下旬より順次。標準価格は、伝送速度が最大1,300Mbps(理論値)の「WAB-I1750-PS」が31,290円、最大867Mbps(理論値)の「WAB-S1167-PS」が20,790円。
ドラフト版の11acに加え、11a/b/g/n規格に準拠した法人向け無線LANルータ。法人向けの機能として、無線VLANやマルチSSID機能を搭載し、部署ごとにセキュリテイを確保できる。また、本体機能のON/OFFを時刻で指定できる「節電スケジュール機能」により、業務時間外はスリープ状態にすることで、セキュリティ性を高めた上で、省電力での運用が可能。
インタフェースは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応WANポート×1・LANポート×1、無線セキュリティはWPA/WPA2 Enterprise(AES/TKIP)、WPA/WPA2-PSK(AES/TKIP)、WEP(128/64bit)。マルチSSIDは「WAB-I1750-PS」で最大32個、「WAB-S1167-PS」で最大10個設定可能。ほか、ステルスSSIDや不正AP検出、ゲストWi-Fi、VLAN、PoEパススルー機能などを備える。
本体サイズはW178×D183×H40mm、重量は約460g(本体のみ)。壁掛けプレートや設置用プレート、セキュリティカバーなどが付属する。