リコーイメージングは、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3」の本体およびレンズキットを11月1日に発売すると発表した。
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PENTAX K-3はデジタル一眼レフカメラ「K」シリーズのフラッグシップ機で、10月8日に発表されたモデル。製品発表時は11月上旬とされていた発売日が、今回正式に決定された。
光学ローパスフィルターを省いた仕様となっている一方で、新技術「ローパスセレクター」によりローパスフィルターレスでもモアレ軽減を実現した。また、イメージセンサーは新開発のもの、画像処理エンジンも新開発の「PRIME III」となり、ローパスフィルターレス仕様と相まって、解像感に優れた画像表現が可能となっている。さらに、AFモジュールは「K-5 II」「K-5 II s」の「SAFOX X(サフォックス・テン)」より進化した「SAFOX 11」を搭載している。
その他の主な仕様は、マウントがペンタックスバヨネットKAF2 マウント、撮像素子が有効約2,435万画素・23.5×15.6mmサイズのCMOSセンサー、対応感度がISO100~ISO51200、シャッタースピードが1/8,000秒~30秒となっている。連写速度は最高で約8.3コマ/秒。ファインダーは視野率が約100%、倍率が約0.95倍のペンタプリズムファインダー方式だ。
価格はオープン。パッケージは本体のみのものと、交換レンズ「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF]DC WR」が付属する「レンズキット」の2種類が用意される。推定市場価格は本体のみが15万円前後、レンズキットが20万円前後。
なお、同時に発表されていた2,000台限定のパッケージ「PENTAX K-3 Premium Silver Edition」は、すでに規定の受注数に達したという。