日野自動車は22日、東京ビッグサイトにて24日~26日の期間に開催される商用車展示会『東京トラックショー2013』に、電動冷凍システム搭載の大型トラック「日野プロフィア」などを出展すると発表した。

日野自動車ブースイメージ

同社では、電動冷凍システムを搭載した大型トラック「日野プロフィア」、三温度帯配送が可能な中型トラック「日野レンジャー」、電動架装物の駆動が可能な小型トラック「日野デュトロ ハイブリッド」の3台を出展する。

電動冷凍システム搭載の日野プロフィアは、小型トラック「日野デュトロ ハイブリッド」用のハイブリッドシステムを冷凍機駆動用に搭載し、サブエンジンや走行用エンジンでの冷凍機駆動を不要としている。これにより、燃料の節減と騒音の低減を実現したほか、車速に関わらず高い冷凍性能を発揮するとのこと。また、予冷やスタンバイ時には外部からの給電による冷凍機の稼動も行える。

フレキシブル三温度帯配送車の日野レンジャーは、荷室内を3つの温度帯に仕切る着脱自在の間仕切りを装備し、+25度から-20度までの積荷に対応。冷凍・チルド・常温の三温度帯商品を、積荷の量に応じて柔軟に積載することができる。

電動架装物駆動対応の日野デュトロ ハイブリッドは、ハイブリッドシステムを車両の走行アシストだけでなく、電動塵芥収集車等の架装物の駆動にも使えるようした車両。ハイブリッドシステムのバッテリーとモーターで架装物を駆動できるため、作業時にエンジンを稼動させる必要がなく、作業時の騒音低減を実現する。