今どきの話し言葉として「嫌い」ランキング(全体)

ビジネス場面で話し相手が使ったとき、その人への「信頼度」が低くなるランキング(全体)

協同宣伝はこのたび、「今どきの話し言葉」をテーマにした意識実態に関する調査を実施した。8月2日~7日に実施、首都圏1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)に現居住する、20~50代の一般男女個人、合計1,000名を対象としたWEB調査。最近特に耳にする機会が増えている多数の候補の中から、ビジネスシーンでも使われる可能性が想定されるものを30 語抽出し、好嫌度をきいたもの。

嫌われナンバー1は「…でよろしかったでしょうか?」

今どきの話し言葉として「嫌い」ランキング1位は「…でよろしかったでしょうか?」、2位が「なくないですか?」。20代~50代、いずれの年代でもトップ2となっており、最も嫌われていることがわかる。

今どきの話し言葉として「嫌い」ランキング(年代別)

全体で3位になった「違(ちが)くて」、5位になった「っていうか」は高年代で嫌われている傾向がみられ、逆に7位の「…になります」は若年代での嫌われランクが高かった。

「ビジネスでの信頼度」を落とす危険性が高い話し言葉

ビジネス場面で話し相手が使ったとき、その人への「信頼度」が低くなるランキングをみると、1位「っていうか」、2位「ヤバい」、3位「違くて」という結果に。「嫌われワード」1位だった「…でよろしかったでしょうか?」は、トップ10のランク外となった。

同社はこれらの結果から、「話し言葉における"ビジネス場面での信頼感"は、単なる好き嫌いとは異なる文脈で捉えられていることが垣間見られる」と分析。「っていうか」「ヤバい」等は、全般に渡って信頼感を大きく下げてしまう危険度が高く、また「違くて」では、公私ともに「要注意」であるとしている。