横浜銀行は2009年9月に学校ネットと協力して、川崎市内の小中高校生を対象とした職業学習用ウェブサイト「川崎市版あしたね」を立ち上げたが、このたびウェブサイトの対象地域を拡大し、「神奈川県版あしたね」を開設したと発表した。
「あしたね」は、おもに小中高校におけるキャリア教育・職業学習の授業での利用を目的としたインターネット教材。さまざまな企業・職種の「仕事人(しごとじん)」のインタビュー記事を通じて、その仕事内容や働き方を学習することができるという。対象学年は小学5年生から高校3年生で、利用料金は無料。
「川崎市版あしたね」は、開設以来、川崎市内の55校、約1万人に活用されているという。このたび、同行では、より多くのこども達に将来の生き方や働き方を考えてもらう機会を提供するため、これまでの川崎市に加えて、神奈川県全域に対象地域を拡大したという。また、地域金融機関のネットワークを活用して、神奈川県にゆかりのある企業や仕事人を「神奈川県版あしたね」へ紹介することにより、ウェブサイトの運営に引き続き協力していくとしている。