クレディセゾンとヴァリューズは21日、自社サイトへの集客拡大を図るための課題解決方法を発見するソリューションとして、ネットユーザーのインターネット行動履歴を分析するリサーチツール「eMark+Lite」をASPサービスとして提供を開始した。

このたび、クレディセゾンとヴァリューズが共同でサービス開発を行った「eMark+Lite」(イーマーク・プラス・ライト)は、クレジットカード会員から構成する約20万人のモニター会員を対象にしたインターネット行動ログを分析するリサーチサービス。リサーチしたいサイトを最大5つまで指定でき、各サイトのアクセスログ(サイトアクセス数、流入元サイト、流入検索ワード、ランディングページ等)を時系列で確認することができるという。指定したサイトへの流入を伸ばしているネット広告や検索キーワード、および具体的なランディングページを確認することができるため、サイト集客に寄与している各社サイトの取り組みの把握が可能になるという。

クレディセゾンは、約930万人(このたびリサーチ対象となるのは、ネット会員でモニター登録を行った会員約20万人)におよぶネット会員資産を活用し、ポイントサイト「永久不滅.com」をはじめとした各種送客サービスを積極的に推進しているが、このたびの「eMark+Lite」を通じ、ネットビジネスを展開している事業会社を対象にこれまでの送客サービスに加え、サイト集客に向けた課題解決方法の発見のためのリサーチツールとして活用してほしいとしている。