パナソニックはこのほど、「頭皮・頭髪に関するアンケート」の調査結果を発表した。同調査は40代~60代で、かつ20歳以上の息子を持つ男性を対象として4日~7日にインターネット上で実施。薄毛である、または薄毛の傾向がある人200人と、薄毛でない人200人、計400人から回答を得た。
薄毛の人の息子のおよそ4人に1人が薄毛
「息子に薄毛の傾向があるか」を聞いたところ、薄毛の父親は4人に1人が「そう思う」と答えた。対して、薄毛でない父親の息子で「そう思う」と答えた人は、薄毛の人の約半分だった。
また、息子に薄毛の傾向がある父親に「自身の薄毛と息子の薄毛は、タイプや形などの傾向が似ているか」を聞いたところ、40%が「似ている」と回答。さらに、「薄毛の男性の父親」もまた薄毛だった割合は50%と高く、反対に、「薄毛でない男性の父親」が薄毛だった割合は17%と低いことからも、薄毛と遺伝との関係が示唆される結果となった。
息子の薄毛を心配する理由「自分の薄毛が遺伝するかも……」
薄毛の父親が「将来的に息子が薄毛になるのではないか」「薄毛がもっと進行するのではないか」と心配に思う割合は34%。心配に思う理由は「自分の薄毛が遺伝するのではないか」(48%)が最も多く、自分の父親・もしくは自分の妻の父親の薄毛に由来する隔世遺伝を心配する割合(24%)を上回った。
薄毛の人はシャンプー時間が短い
「1回のシャンプーにかける時間」は、薄毛でない人では「2分~3分」が多いのに対し、薄毛の人は「1分~2分」と短かった。同社では、シャンプーの時間が短いと汚れや皮脂が洗い落としきれずに頭皮の状態が悪くなり、薄毛の原因につながる可能性を指摘している。
「若い頃から薄毛対策をしておけば…」と思う人が7割以上
薄毛に悩んでいる人で「もっと若い頃から薄毛対策をしておけばよかったと思う」人は7割以上となった。その気持ちが影響してか「自分の息子に若い頃から薄毛対策をしておくことを勧めたい」「息子に対して、皮脂による頭皮のべたつきを防いだりする『頭皮ケア』を薄毛対策として勧めたい」と回答した人は共に半数以上にのぼった。