「ゼンリン電子地図帳 Zi16」

ゼンリンは、同社のPCインストール型電子地図ソフト最新版となる「ゼンリン電子地図帳 Zi16」を発売した。製品ラインナップは「DVD 全国版」(税別価格14,000円)、「DVD 全国版 アップグレード/ 乗り換え専用」(税別価格11,000円)、「DVD 全国版 バージョンアップ」(税別価格7,000円)となる。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8。

ゼンリン電子地図帳は、1998年以来毎年更新を続けるPCインストール型のソフトシリーズで、インターネットに接続することなくPCでじっくりと"地図"を活用するためのソフト。同社Webサイトで、"みる""つかう""さがす""つくる"の4つのコンセプトで紹介しているように、趣味から仕事まで地図を使いこなすための機能が数多く搭載されている。独自の「地図操作パレット」や縮小サイズを随時表示させる「スモールビュー」、経度緯度表示はもちろん、アマチュア無線などでも使われる6桁のグリッドロケーター、情報誌の特集スポットへも簡単に飛べる12桁の「マップコード」も備えている。

標準の地図のほか、白地図、駅・鉄道強調、夜色など12パターンの地図切り替えも可能。3Dモードでは、各種ランドマークが3Dオブジェクトで表示、眺めて楽しんだりと地図を堪能できる。地図に自分だけの経路や画像を取り込みメモを記録したり、CSVデータから地図上でグラフ化するなどエリアマーケティングにも活用できる。最新版では、通常の定期更新に加え、東日本大震災の被災地の道路形状、建物や海岸線などの情報も更新されている。

起動画面、地図を堪能するためのメニューが満載

3Dモードで歌舞伎座表示

経路探索では時速や料金の設定も可能

表示情報を選択して、地図情報を制御できる