今年は異常気象と言われながらも、自分の恋愛前線は例年通りの異常なし。そんな寂しい秋を迎えているあなた、人肌恋しい時期になりつつあるのに、チャンスを見逃していないか? 飲みニケーションをしつつ、スマホで写真を撮り、画像を送る口実を取り付けに行くしかない!

飲み会がない? 自分が主催しろ! パーティーの口実がない? 欧米かぶれのハロウィンがあるじゃないか! このチャンスを物にしろ!! その前に、写真の撮り方を覚えておかないと、ただの集まりになってしまう。今回は室内で撮影する時の注意点が含まれているから、自宅で練習してから参加するように。なお、以下の写真ではAndroidスマートフォンの「AQUOS PHONE si SH-01E」を使用した。

素材を撮る

悪い例

修正例

  • 悪い例

全体的に暗い。右側の白色の器に、カメラの明るさセンサーが引っ張られたのだろう。暗いとタコが美味しそうに見えない。

  • 修正のポイント

明るさを+1程度上げてあげる。もし影などに引っ張られたら、-1程度下げてあげると良くなる。女の子を撮る時は無条件に明るめに! こうした機能がない場合は、露出を明るめにしたり、暗めにしたりできるアプリを使ってみてほしい。

型に流し込む

悪い例

修正例

  • 悪い例

色が被っている。人の目は優秀で白熱灯(黄色い明かり)の下でも色がわかるが、カメラには無理。カメラ内蔵のストロボは太陽光と同じ青白色、部屋の明かりと色が違うから気持ち悪い色の写真になる。

  • 修正のポイント

基本的にはフラッシュをやめて、室内の明かりだけで撮影しよう。ホワイトバランスの設定はオートで十分だと思うが、変更しても良い。色が黄色なら電球マーク、緑色なら蛍光灯マーク、薄い青色なら太陽マーク、濃い青色なら曇りマークにする。黄色と緑色だけ覚えておけば、大抵はOK。

たこを投入!

悪い例

  • 悪い例

調理中の写真は撮っておきたい。「料理は良くするの?」と話しもしたい。ただ、上記の画像は駄目。外側から撮っているから、具材が見えずに一目で判りにくい。また、手が無数から出ている時も作っている感じはするが、雑に見えてしまう。

修正例

  • 修正のポイント

内側から撮ると、手から離れた瞬間や何をしているかが判りやすい。写真はシンプルな方が伝わりやすい。しかも、内側から撮らせてもらうということは、その子とかなり近付けるし、話もしやすく一石二鳥だ!

全体を撮る

悪い例

  • 悪い例

全体を撮りたい気持ちは判るが、引き過ぎていて何が主役なのか判らない。かなり寄ってはいるが、正面から撮り過ぎていて味気ない。プレート全体を入れようとすると、このような写真になる。

修正例

  • 修正のポイント

画面一杯に入る角度を見つける。その際、主役(たこ焼き)が入っていれば、プレートなど見切れていても大丈夫。写真は余分な情報を切り捨て、シンプルに主役を目立たせるものなのだ。変化のある場合(この場合は返す場面)、半分の時に撮影しても良い。その時は手前に未完成部分を持ってくるとスッキリ見える。もちろん、内側から撮ることを忘れずに!!

どうだろうか?場面に応じたちょっとしたコツで、綺麗に撮れるようになる。写真の撮り方や見せ方、ほんの少しのテクニックを覚えて、今度のパーティーでは撮影係に徹してみるのも良いと思う。パーティー参加者での集合写真を撮ることも忘れずに!

(記事提供: AndroWire編集部)