旅行情報を提供するオンラインメディア「トラベルズー」を運営するトラベルズー・ジャパンはこのほど、「お土産」に関する意識・動向調査の結果を公表した。同調査は、35歳から64歳の男女385名を対象に9月上旬に実施。35歳から44歳までをアラフォー世代、45歳から54歳までをアラフィフ世代、55歳から64歳までをアラカン世代とした。
お土産を渡す相手、男女の違い
「お土産を必ず買う相手は誰か?」と聞いたところ、アラフォー、アラフィフ世代の男女を合わせた結果は、「同僚」が1位になった。その一方で、「会社の上司」はトップ3に入らない結果となった。また、アラカン世代は「子供」が1位となり、年齢が上がるにつれ「同僚」から、「子供」へと変化していることが分かった。
男女別に見てみると、アラカン世代では男性の回答の「配偶者」が19.1%なのに対し、女性はわずか9%にとどまった。また、男性は世代が上がるごとに、配偶者へのお土産購入率が高まることが分かった。しかしその一方で、女性は世代が上がるごとに子供への購入率が高くなるものの、配偶者への購入率は低いままという結果になった。
お土産の予算はいくら?
「1回の旅行で、自身のため以外のお土産に、合計でいくら使うか?」と質問した。アラフォーの男性1位は、24.1%で「5,000円~1万円」だったのに対し、女性の1位は29.3%で、「1万円~3万円」となった。また、アラカン世代になると逆に、男性の1位が「1万円~3万円」(28.1%)なのに対し、女性の1位は「5,000円~1万円」(32.6%)だった。
「今まで"自分のため以外"のお土産で一番高かったものはいくらか?」と質問した。10万円以上のお土産を購入したと答えた人は、男性が82.8%に対して、女性は17.2%と、男性が圧倒的に多いことが分かった。なお全体的に見ると、「1万円~3万円」が24.9%で1位となった。
一番高いお土産を渡す相手は?
「自分以外のための一番高いお土産は誰に買ったか?」と聞いた。 既婚者全体では、男性は配偶者が、女性は子供が1位となった。また、独身者全体では、男性は友人が、女性は親が1位となった。