女優・岩佐真悠子がフルヌードで処女役を演じることでも話題の映画『受難』(12月7日公開)の予告映像が18日、公開され、全裸の疾走シーンが明らかになった。
吉田良子監督がメガホンを取った本作は、作家・姫野カオルコの直木賞最終候補作『受難』を原作とした映画。岩佐演じるフランチェス子は、男女はなぜ付き合うのか、なぜセックスをするのかという疑問に悶々(もんもん)とした日々を送っていたが、ある日突然、彼女の股間に人面瘡(そう)ができる。フランチェス子は、ひねくれた性格の人面瘡から罵詈雑言を浴びながらも、共同生活を送る決心をする。
今回公開された予告映像では、フランチェス子の股間が閃光し、人面瘡が現れる瞬間からはじまり、道端でパンツを下ろし股をのぞきこんだり、人面瘡の「身の程知らずのダメ女!」という罵倒されたり、周囲の男を興奮させる不思議なパワーを授かったりと物語の鍵を握る場面で構成されている。終盤には、全裸になったフランチェス子が路上を疾走するなど、岩佐の体当たり演技が光るシーンも見どころとなっている。