『未来楽器図書館』(2013年)撮影:大塚歩

「アートアクセスあだち 音まち千住の緑」事務局は、東京都足立区千住で「音」をテーマに展開するまちなかアートプロジェクト「音まち千住の緑(音まち)」を、10月12日から開始した。

家が楽器に!? 「未来楽器図書館」

10月12日から開始している「未来楽器図書館」は、50年以上前に建てられた風情のある2階建ての一軒家「音う風屋(おとうふや)」で開催。会期中、家がまるごと「楽器」になるという試みで、世界のどこにも存在しない「未来楽器」を、4人の作家と「音う風屋(おとうふや)」を訪れる人々で作り出す。12月8日まで開催。

無数のシャボン玉が夜空に舞う

10月19日は、「Memorial Rebirth 千住2013 常東」を、足立区立千寿常東小学校の校庭で開催する。「Memorial Rebirth」は、現代美術家の大巻伸嗣氏によるパフォーマンスで、無数のシャボン玉によって、見慣れたまちの景色を、光の風景へと変貌させるイベント。

今年で3回目となる「Memorial Rebirth」は、夕方(16時)の他、初めて夜(19時)にも開催。シャボン玉が舞う中、校庭一面と校舎に「私の千住」をテーマにした映像が映し出される。

大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住本町 2012」撮影:大塚歩

ライブハウス「Knock」で「純★音楽会」

11月15日には、「千住ミュージックホール 第1回 Knock「純★音楽会」を開催。ライブハウス「Knock」北千住を舞台に、純音楽家・遠藤賢司氏と、2人合わせて約100歳のDuoユニット「チャーリー・ウィリアムス」、若手美術家・遠藤一郎氏の初公開となるバンドのライブ公演を開催する。

日時は11月15日の20時。料金は3,000円(ワンドリンク付き。要事前申し込み)。申し込みはアートアクセスあだちのWebフォームで受け付けている。

遠藤賢司

遠藤一郎