武蔵野銀行は17日、「医療・介護」分野への更なる取組み強化の一環として、今後、需要の拡大が見込まれる「サービス付き高齢者向け住宅」(以下サ高住)建設などをサポートする「むさしの<サ高住(こうじゅう)>応援ローン」の取扱いを開始した。

「サービス付き高齢者向け住宅」とは、国土交通省・厚生労働省が所管する「高齢者住まい法」に基づき2011年10月に創設された制度で、高齢者単身・夫婦世帯が安心して居住できるよう、バリアフリー構造などのハード面の基準を充たすとともに、「安否確認サービス」「生活相談サービス」などの見守りサービスを提供する賃貸住宅のこと。

同商品は、「サ高住」として埼玉県等に登録される賃貸住宅の建設・購入・改修に必要な資金を対象としており、介護事業や医療関連業等を営む事業者のほか、資産の有効活用を検討されている個人の顧客も利用できるという。

また、事業者については、建設・購入などにかかる設備資金に加えて、事業の運営に必要な運転資金もあわせて利用できるとしている。

今後も同行は、顧客の多様なニーズに応え、地域における医療・介護分野の充実に貢献していくとしている。