マツダは17日、クロスオーバーSUV「CX-5」に、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」搭載機種を追加するなどの一部商品改良を行って発売。また、9月19日に予約受注を開始した特別限定車「CX-5 2013アニバーサリー」の予定を前倒して発売を開始した。
今回の商品改良では、既存の「SKYACTIV-G 2.0」「SKYACTIV-D 2.2」に加えて、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5」搭載機種を追加。同エンジン搭載車には、タイヤの動きや路面状況をモニターして後輪へのトルク配分を行い、優れた走破性能と燃費性能を発揮するという高効率駆動システム「電子制御アクティブトルクコントロールカップリング4WD」を採用した機種を設定している。2013アニバーサリーを除くSKYACTIV-G 2.5搭載機種の価格は、253万500円~281万4,000円。
商品改良では、低速走行時の衝突被害をブレーキの自動制御で軽減する「スマート・シティ・ブレーキ・サポート」(SCBS)を全車標準装備したほか、新仕様のリアダンパーを採用して上質な乗り心地を実現したとのこと。内装ではATシフトレバー周りのデザインを一新している。価格は、SKYACTIV-G 2.0搭載機種が207万9,000円~222万6,000円、2013アニバーサリーを除くSKYACTIV-D 2.2搭載機種が260万4,000円~319万2,000円。
2013アニバーサリーSKYACTIV-G 2.5搭載機種の価格は、283万5,000円~304万5,000円、2013アニバーサリーSKYACTIV-D 2.2搭載機種は321万3,000円~342万3,000円。