トヨタ自動車は17日、レクサスのGSシリーズにハイブリッドモデル「GS300h」を設定したほか、「GS450h」「GS350」「GS250」を一部改良して発売した。

レクサス GS300h "version L"(オプション装着車)

GS300hは、2.5L直列4気筒アトキンソンサイクルD-4Sエンジンと高トルクモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。ダイナミックな走りとともに、JC08モード走行燃費23.2km/L(CO2排出量 : 100g/km)という低燃費を実現した。これにより、「平成27年度燃費基準+20%」と「平成17年基準排出ガス 75%低減レベル」を達成し、「環境対応車 普及促進税制」の減税措置の対象となる。価格は580万円~670万円。

レクサス GS450h "F SPORT"(オプション装着車) カラーは"F SPORT"専用色「ホワイトノーヴァガラスフレーク」

GSシリーズの一部改良では、GS350(2WD車)に8-Speed SPDS(8速スポーツダイレクトシフト)を新採用し、高速巡航での燃費向上に貢献。また、多段オートマチックトランスミッションならではの滑らかな加速と、最短0.2秒で変速するMポジションでのダイレクトな操作感を両立したとのこと。

そのほか、後側方を走行する車両をレーダーで検知してドライバーに注意喚起する「ブラインドスポットモニター」(BSM)をオプション設定し、ヘッドアップディスプレイをカラー表示に変更している。

インテリアでは、バンブーのオーナメントパネルの設定をGS350とGS250の"Version L"と"I package"に、本木目のオーナメントパネルの設定を"F SPORT"に拡大し、一部グレードに、オートエアコンとシートヒーターとシートベンチレーションを連携制御する「レクサス クライメイト コンシェルジュ」を標準装備している。

エクステリアでは、全車のフロントフォグランプをLEDタイプに変更したほか、LEDクリアランスランプにデイライト機能を追加。"version L"には、19インチアルミホイールをオプション設定。外板色には、新たに"F SPORT"専用色「ホワイトノーヴァガラスフレーク」を設定して全11色としている。

価格は、GS450hが704万円~804万円、GS350が595万円~714万円、GS250が514万円~604万円。