サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの初めて共演を果たしたスペース・サスペンス・エンターテイメント作品『ゼロ・グラビティ』の予告映像が公開された。
同作は、宇宙空間での船外活動中に、予期せぬ事故によりスペースシャトルを失ってしまったメディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)と、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)の様子を描いた作品。全米では週末興行収入ランキング2週連続1位を獲得しているほか、すでに世界興行収入2億ドルに迫る大ヒットを記録している。
主演のジョージ・クルーニーは海外メディアのインタビューにて、「先日、スティーブン・スピルバーグと話したとき、彼はこう言ってたんだ。『この映画を観た後、言葉が出なかったよ。君たち、一体何をやってたんだ?』と。それで僕は、『(撮影中は)分からなかった。僕たち(ブロックとクルーニー)は、ある装置と一緒に宙を浮いていただけ。コンピューターの天才が背後で何かやってたよ。アルフォンソとチーボ(撮影監督のエマニュエル・ルベツキ)がすべてを仕切っていた。彼らは自分たちがやっていることをちゃんと分かっていたけど、僕らは、『こんなのクレイジーだ!』という感じだった」とコメントしており、S・スピルバーグも同作の出来に驚きを隠せなかったことを明かしている。一方、サンドラ・ブロックも、「すべてがまとまった作品を初めて観たのは、ベネチア国際映画祭だった。ジョージも私も二人とも『ワオ』って言うだけだった。映画が終わった後、本当に声が出なかったの」と同作が彼女に与えたインパクトを振り返った。
さらにジェームズ・キャメロンも「衝撃的だった。完全にノックアウトされた。これは史上最もすぐれた宇宙の映像美で創り上げた、史上最高のスペース・エンターテイメントだ!キュアロンとサンドラは、無重力空間で生き延びるために闘うひとりの女性の姿を、まさに完璧に創り上げた」と手放しに賞賛している。映画『ゼロ・グラビティ』は12月13日より、全国公開。
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