レノボ・ジャパンは16日、スタンダードクラス・デスクトップPCの新製品として、第4世代Intel Coreを搭載する「ThinkCentre M73」シリーズを発表した。筐体は設置スペースにあわせて、モニターと一体化できる手のひらサイズの「ThinkCentre M73 Tiny」、据え置きサイズの「ThinkCentre M73 Small」、「ThinkCentre M73 Mini-Tower」の3タイプで展開する。法人向けモデルは本日発売、ほか直販サイトでは10月下旬より発売する。
ThinkCentre M73 Tiny
ThinkCentre M73 Tinyは、同社が昨年の4月に発表した、筐体サイズ1リットルの手のひらサイズPC「Tiny」シリーズのコンセプトを受け継ぐ最新モデル。プロセッサがIntel Haswellベースに進化したことで、前世代製品と比べてCPU性能やグラフィック性能が大幅に向上している。本体サイズはW34.5×D182×H179mm。
ほか、802.11 a/b/g/n with vPro + BTおよび802.11 a/b/g/n/acなどの最新の無線規格に対応。Tiny専用の外付け拡張ボックスも用意し、これまでも提供していたオプティカルドライブ(DVDスーパーマルチ/DVD-ROM)、セカンドHDD(320GB・500GB・1TB)、バッテリーに加え、今回のTinyからは新たにインタフェースを拡張する「I/O Box」が追加された。
ThinkCentre M73 Small、ThinkCentre M73 Mini-Tower
ThinkCentre M73 SmallならびにThinkCentre M73 Mini-Towerシリーズは、11Lの標準的なSmall筺体、およびTower筺体を採用。グラフィックカードの追加など、拡張性を必要とするユーザーに向けたバリエーションモデルだ。ストレージとして、HDD、SDDに加え、新たにSSDとHDDの特性を併せ持つSSHDの選択も可能となった。