レノボ・ジャパンは16日、ThinkPadの軽量モバイルシリーズ、ThinkPad Xシリーズの新世代製品として、12.5型Ultrabook「ThinkPad X240」を発表した。バッテリは約14.9時間の駆動を実現し(Core i3選択時)、ホットスワップ(起動中着脱)にも対応する。法人向けには本日より、コンシューマ向けには10月下旬予定で発売する。直販価格は144,900円~。
最厚部で20.3mm、重さ約1.47kgと前モデルX230に比べ、薄型軽量化を実現。本体内蔵の3セルバッテリと着脱可能な3セルバッテリの組み合わせにより、バッテリのホットスワップに新たに対応した。デザイン面では、ThinkPad X1 CarbonやThinkPad X240sで採用したドロップヒンジを備え、ディスプレイ部分が180度まで開く。
複数のモデルをラインナップするが、ファースト・セレクト「20AL006RJP」(直販価格:144,900円)の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4010U(1.70GHz)、チップセットがMobile Intel QM87 Express、メモリがDDR3L-1600 4GB(4GB×1)、ストレージが500GB HDD、ディスプレイが12.5型液晶(1,366×768ドット、非光沢)、OSがWindows 7 Professional SP1 32bit(Windows 8 Pro 64bitのダウングレード権行使)。
通信機能はIEEE802.11b/g/n、GigabitEthernet、Bluetooth 4.0。インタフェースはPowerd USB 3.0、USB 3.0、Mini DisplayPort、D-Sub、SDカードリーダ、ステレオミニジャックなど。本体サイズ/重量はW305.5×D208.5×H19.9~20.3mm/約1.46kg。バッテリ駆動時間は約14.9時間。
上位モデルでは、CPUにCore i5-4300UやCore i7-4600U、IPS液晶を搭載したモデルが用意されている。