三菱電機は10月15日、ブルーレイレコーダー内蔵液晶テレビ「LSR5」シリーズを発表した。ラインナップは、50V型「LCD-50LSR5」と39V型の「LCD-39LSR5」の2モデル。発売は10月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は、LCD-50LSR5が330,000円前後で、LCD-39LSR5が250,000円前後。

従来よりも、よりメリハリのある色となった「LSR5」シリーズ。写真は「LCD-50LSR5」

「LSR5」シリーズは、2013年5月に発売した「LSR4」シリーズの後継モデル。両シリーズとも、バックライトにレーザー光を使用したテレビで、赤色レーザーと青色用・緑色用のLEDを使用することで、LEDだけでは表現しきれない広い色域を実現している。

新モデルでの主な変更点は、「DIACOLOR HD」のパラメーターを変更してよりメリハリのある色とした点と、「A-BHR4」シリーズに搭載されている「REALウェルネス」に対応した点。DIACOLOR HDは、圧縮されて送られてくるテレビ放送の映像に対して補正を行い、オリジナルの色や質感をよみがえらせる技術。REALウェルネスは、タニタの体脂肪計のデータをBluetooth経由で取り込んで、家族の健康管理に役立てようという機能だ。

搭載しているチューナーは、地上/BS/110度CSデジタル×3基で、番組を視聴中でも2番組の同時録画が可能だ。HDDの容量は、LCD-50LSR5が2TBで、LCD-39LSR5が1TB。最大で12倍までの長時間録画に対応しており、USB HDDの増設も可能だ。HDMI入力は両モデルとも2系統装備する。

本体サイズは、LCD-50LSR5がW1,132×D363×H811mmで、LCD-39LSR5がW889×D363×H67mm。質量は、LCD-50LSR5が28.4kgで、LCD-39LSR5が22.4kg。消費電力(年間消費電力量)は、LCD-50LSR5が157W(141kWh/年)で、LCD-39LSR5がが120W(111kWh/年)。