映画『仮面ティーチャー』の完成報告会見が15日、都内で行われ、キャストの藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、大政絢、菊池風磨(Sexy Zone)らが出席した。
同作は、藤沢とおるの同名漫画(集英社刊)を、藤ヶ谷主演でドラマ化した作品(日本テレビ系で2013年7~9月放送)の劇場版。教師による体罰や指導が禁止された近未来、政府は生徒たちを暴力で更生させる特別教師"仮面ティーチャー"を全国に派遣する。その中の一人である荒木剛太(藤ヶ谷)は、心で通じ合うと信じて生徒たちにぶつかっていく――というストーリーで、映画は2014年2月22日から全国公開予定。
会見には、藤ヶ谷、大政、菊池のほか、キャストのジェシー(ジャニーズJr.)、小瀧望(関西ジャニーズJr.)、斎藤工、原幹恵と守屋健太郎監督が出席。映画初主演となった藤ヶ谷は「心でぶつかり心で救うという大切なメッセージがあるヒーロー作品。見た人の人生が変わる作品になるんじゃないかな」と熱い想いを語り、英語教師の市村美樹を演じる大政も「ドラマからグレードアップしてるので、楽しみにしてて」と自信を持ってPR。劇場版では、新キャストとして遠藤憲一や原が出演しており、「教師役かと思ったら、悪女だったので悪に徹しました」と明かした原は、教師になったら? と聞かれると「家庭科の先生って言ったら、家庭的なイメージがつきそう」と微笑んだ。
一方、初アクションに挑んだ菊池は「かっこいい役なのでアクションで失敗したく無かった。喰らい付いて頑張ったので、自信満々でやり終えました」と胸を張り、事務所先輩の藤ヶ谷について「『昔の俺を見てるみたい』と色んなアドバイスをくれた。デカイ人間にならなきゃと思った」と尊敬の念。藤ヶ谷は、後輩からの持ち上げに「ジャニーズって本当にヒーロー。ジャニーズにいながら、みんなに救ってもらってる」と照れ笑いし、「後輩からヒーローって思われなきゃ」と気を引き締める場面も。そんな若い俳優たちとの共演に、32歳の斎藤は「こんなキラキラした人たちの中に入って大丈夫かと。笑点で言ったら、僕は歌丸さん」と自虐しつつ、「アクションがすごくて、熱いエネルギーを感じると思う。ライバルは『アベンジャーズ』です!」とアピールして笑いを誘っていた。