NECパーソナルコンピュータは15日、15.6型スリムオールインワンノートPC「LaVie S」の2013年秋モデルを発表した。本体デザインは2013年夏モデルを踏襲しつつ、CPUに第4世代のIntel Core プロセッサ(開発コード名:Haswell)を搭載し、基本機能を強化した。上位モデル「LaVie S LS700/NS」と「LaVie S LS550/NS」の2機種は10月下旬、下位モデルの「LaVie S LS350/NS」と「LaVie S LS150/NS」は10月中旬の発売を予定する。
27.5mm厚(タッチ非対応機)のスリムボディを引き続き採用。CPUに第4世代のIntel Coreプロセッサを搭載することで、バッテリ駆動時間が向上している。また、従来モデルでは最上位モデルはCore i5を搭載していたが、2013年秋モデルでは新たにCore i7搭載のハイエンドモデルを追加した。本体カラーは、「スターリーブラック」と「エクストラホワイト」「ルミナスレッド」を用意する。
LaVie S LS700/NS
最上位モデル「LaVie S LS700/NS」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4702MQ(2.20GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリがPC3L-12800 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)。ディスプレイは15.6型ワイドHD液晶(1,366×768ドット)。OSがWindows 8.1 64bit。
Mサイズのバッテリが標準で付属し、バッテリ駆動時間は約4.8時間。本体サイズはW379×D258×H27.5mm、重量は約2.5kg。10月下旬より発売し、店頭予想価格は175,000円前後。
LaVie S LS550/NS
「LaVie S LS550/NS」はタッチ対応モデル。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4200M(2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリがPC3L-12800 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)。マルチタッチ対応15.6型ワイドHD液晶(1,366×768ドット)。OSがWindows 8.1 64bit。
Mサイズのバッテリが標準で付属し、バッテリ駆動時間は約4.7時間。本体サイズはW379×D258×H29.9mm、重量は約2.8kg。10月下旬より発売し、店頭予想価格は175,000円前後。
LaVie S LS350/NS
タッチ非対応の中位モデル「LaVie S LS350/NS」は、CPUにIntel Core i3-4000M(2.40GHz)、メモリにPC3L-12800 4GB(4GB×1)、ストレージに750GB SATA HDDを搭載するほかは、「LaVie S LS700/NS」と同様の仕様となる。
Mサイズのバッテリが標準で付属し、バッテリ駆動時間は約5.1時間。本体サイズはW379×D258×H27.5mm、重量は約2.5kg。10月中旬より発売し、店頭予想価格は140,000円前後。
LaVie S LS150/NS
エントリーモデル「LaVie S LS150/NS」の主な仕様は、CPUがIntel Celeron 1005M(1.90GHz)、チップセットがMobile Intel HM77 Express、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1)、ストレージが750GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。15.6型ワイドHD液晶(1,366×768ドット)。OSがWindows 8.1 64bit。
標準でMサイズのバッテリが付属し、バッテリ駆動時間は約3.1時間。本体サイズはW379×D258×H27.5mm、重量は約2.5kg。10月中旬より発売し、店頭予想価格は120,000円前後。
いずれのモデルもインタフェースはほぼ共通で、10BASET/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN(LS150/NSのみIEEE802.11b/g/n対応)、Bluetooth 4.0、USB 3.0×4、HDMI出力、SDカードスロット、92万画素Webカメラなど。